学校にネットワークを構築するメリット!

情報化社会の現代において、今では学校でも情報教育が進められています。

学校のネットワーク構築が増加中

現在では、ネットワーク(LAN)を構築する学校が増加し、パソコン専用教室や各教室にインターネットが利用できる環境作りが求められているのです。

そのため、平成19年3月に総務省から「校内LAN導入の手引」が配布され、国も情報教員を強く推し進めています。

そこで今回は、「校内LAN導入の手引」を基に、学校にネットワーク(LAN)を構築するメリットと、セキュリティ対策についてご紹介いたします。

▶︎目次

1.学校にネットワークを構築するメリット

学校の各教室にネットワークを構築すれば、必然的に生徒・児童もインターネットが使えるようになります。

学校にネットワークを構築するメリット

セキュリティ面でのリスクはありますが、それは次項で説明するとして、生徒・児童でもインターネットが利用できるようになれば、以下の3つのメリットが生まれると考えられています。

生徒・児童がインターネットを利用するメリット

インターネットの活用で、生徒・自動一人ひとりの学習が深まり、コミュニケーション能力が高まると考えられています。

「調べる」ことで自ら学ぶ意欲が生まれる
Webサイトを活用して自ら調べて学習することで、学ぶ意識が生まれ強くなっていきます。

「発信する」ことで次につながる成果が生まれる
学習の中で得られた成果(知識)をまとめて自ら作成したホームページで情報発信が可能に。学習発表の場として新しい課題や交流が見つかります。

「交流する」ことで新しいコミュニケーションが生まれる
電子メールを利用すれば、他校や海外の学校、さらに地域の人々と情報交換が行えるようになり、共同学習や異文化交流、体験的学習が可能に。さらに、先生と生徒一人ひとり、あるいは保護者との諸連絡や相談も容易に行えます。

学校にネットワーク環境を構築するメリット

次に、学校にネットワークを構築することで、学校および教員の情報化が進み、しいては児童・生徒の一人ひとりに情報教育にも繋がっていくことから、ネットワーク構築は重要な基盤整備なのです。

教材の開発・共有化が可能に
インターネット上の情報を教材として活用したり、オリジナル教材を校内のサーバに登録して複数の先生で教材を共有したりといった利用法が可能になります。

校務の効率化
教職員間の諸連絡や文書の共有化など、ネットワーク構築で情報化が進めば校務の迅速化、効率化が図れます。

すべての教室でインターネット
ネットワークを構築することで、パソコン教室だけでなくすべての教室からインターネットが利用可能に。
さらに、無線LANを利用すれば、先生はノートパソコンを持って教室から教室へ移動可能。体育館や屋外の授業にも利用が広がります。

以上のように、学校にネットワークを構築するメリットは、情報の共有と発信によるコミュニケーションの活性化といえるでしょう。

2.学校のネットワークを構築で必要なセキュリティ対策

学校にネットワークを構築するとき、懸念されるのがセキュリティの問題。

学校のネットワーク構築で必要なセキュリティ対策

不審者の侵入、重要書類の紛失や外部からの校内ネットワークへの不正アクセスによる個人情報の漏洩など、学校にはたくさんの危険が潜んでいます。

身体への被害やシステムの停止だけでなく、個人情報漏洩による社会的信頼の低下にもつながります。
そのため、学校にネットワークを構築するとき、以下の6つのセキュリティ対策が推奨されています。

対策➀ セキュリティポリシーの策定

セキュリティポリシーとは、簡単には「ルール」のこと。
学校でのセキュリティの取り扱いをルール化し、学校という組織全体で情報に対するモラルを教職員が中心となって守ることが求められます。

児童・生徒に対しては、インターネットの使い方や、友達とのメールの書きかたなどの指導は徹底して行う必要があります。

対策➁ 児童・生徒用のネットワークと先生用のネットワークの分割

学校でのセキュリティ対策として、先生用のネットワークと児童や生徒用のネットワークを分割するネットワーク構築が重要。

先生用のネットワークには先生にしか参照できないファイルが保存し、児童や生徒が簡単に出入りできるようなにする必要があります。
ネットワークを完全に切り離すことによってセキュリティが守れるのです。

対策➂ 制御対策(アクセスコントロール)による不正侵入の防止

ファイアウォールの設置、PCユーザ認証、データの暗号化、セキュリティゲート、メディア・ノートPC保管庫などを利用して、不正アクセスから情報を守る対策を施しておく必要があります。

対策➃ 監視対策(モニタリング)による 対象(人、情報、空間)の監視と記録

導入ソフトのチェック機能(Winny対策など)、検疫ネットワークの導入、ログ解析、監視カメラの設置、入退室の管理・記録などの監視および記録ができるシステムの導入が求められます。

対策➄ ウイルス感染対策ソフトの導入

ウイルス感染対策サービスやソフトの導入と、最新のパターンファイルへの更新によるウイルス対策は必須です。

対策➅ 情報漏洩を防ぐ確実な処分、廃棄

紙ベースによる情報漏洩を防止するため、シュレッダ、メディアシュレッダの確実な使用。さらに、暗号化ソフト・消去ソフトを利用したデータの処分を徹底することが重要。

学校という特別な環境でネットワークを構築するときは、教職員のネットワークと生徒・児童側のネットワークを完全に切り離しての構築する必要があります。

その他にも、ウイルスや不正アクセスなどを防止するため、セキュリティソウトの利用や対策機器を適所に設置しておくことが重要です。

3.まとめ

今回は、学校にネットワークを構築するメリットとセキュリティ対策についてご説明いたしました。

学校という教育の場においてネットワークを構築することで、各教室でもインターネット接続が可能になり、パソコンなどが使えるようになるとともに、自ら調べて学習する意欲が生まれます。

また、教職員と生徒、さらには親御さんとの情報共有や、様々な人とのコミュニケーションの活性化にも繋がっていきます。

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