ネットワーク構築の費用相場の目安は?

オフィスにネットワーク環境を構築するのは当たり前の時代。その最大の目的は「業務効率化」。
個々で行う業務の情報共有や電子メール、クラウドサービスなど、業務効率が向上する機能が次々に開発されています。

そこで気になるのが、ネットワーク構築の費用ではないでしょうか?
まず、インターネット回線を引くことから始まり、そのあとに専門工事業者によるLAN配線工事が必要になります。

そこで今回は、ネットワーク構築で重要なインターネット回線とLAN配線工事に注目して、必要な費用目安をご説明いたします。

▶︎目次

1.ネットワーク構築で必要な「インターネット回線」の費用目安

ネットワーク環境を構築するとき、インターネット回線が必須であり、今や「光回線」の時代なのです。

ネットワーク構築で必要な「インターネット回線」の費用目安

光回線は、現在主流のインターネット回線。
光ファイバーケーブルを使用し光信号でデータの送受信を行います。

特徴は、ADSLやISDNといった既存の回線と比べるとずば抜けて通信速度が速く、電磁波など周辺環境からの影響をほとんど受けないので、安定したデータ通信が可能。
光回線の通信速度は、どの回線業者も概ね1Gbpsという高速通信が行えます。

その光回線には、

  • フレッツ光
  • 光コラボレーション

と、大きく2種類のサービスがあり、それぞれの特徴とある程度の費用目安をご紹介いたします。

ちなみに、光回線の費用は一般的に「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」と大きく2種類に分かれます。

フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供する国内最大の光回線ブロードバンドサービス。
通信速度が速く、安定しているのが大きな特徴です。

利用料金は、まず初期費用として光ケーブルを引いていないときは工事費および事務手数料が必要。
また、フレッツ光はインターネット回線とプロバイダーが別契約になり、それぞれ月額料金がかかります

初期費用

契約料(1契約ごと):800円
初期工事費:戸建て18,000円、マンション15,000円

月額料金

フレッツ光は回線と別にプロバイダー契約が必要になり、利用料金も別に必要。
また、NTT東日本とNTT西日本は別会社であり、それぞれ料金プランが異なります。

利用料金を代表的なプランのものでご紹介。全て割引サービス適用時の金額になります。

NTT東日本 「フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプ」
ファミリー(戸建てタイプ):4,600円 + プロバイダー料金 500円~950円 = 5,100円~5,550円
マンションタイプ:2,950円~3,950円 + プロバイダー料金 500円~950円 = 3,250円~4,900円

NTT西日本 「ファミリー/マンション スーパーハイスピード隼」
戸建て向け:4,300円 + プロバイダー料金 500円~1,200円 = 4,900円~5,500円
集合住宅向け:2,250円 + プロバイダー料金 500円~950円 = 2,750円~3,200円

光コラボレーション

光コラボレーションとは、NTTフレッツ光の光ファイバー網を各サービス事業者が借り受け、速度や品質はそのままに独自のキャンペーンなどをプラスして提供する光インターネット接続サービスです。

特徴は、フレッツ光は回線とプロバイダーが別契約だったのが、光コラボレーションは回線とプロバイダーの一体型サービス。
契約や請求が一本化されるメリットがあります。

こちらも、光ファイバーを引いていないときは工事と別に事務手数料が必要になります。

初期費用

初期費用としては、ほぼフレッツ光と同じ。以下の料金が目安です。

契約料(1契約ごと):800円
初期工事費:15,000円~18,000円

月額料金

次に月額料金ですが、光コラボレーションで光回線サービスを提供する大手の事業者は、

  • OCN(OCN光)
  • So-net(So-net光)
  • BIGLOBE(BIGLOBE光)
  • Nifty(Nifty光)
  • Plala(ぷらら光)
  • ドコモ(ドコモ光)
  • ソフトバンク(SoftBank光)
  • KDDI(auひかり)

などなど、様々業界から数多くの事業者が光コラボレーションに参入しています。
もちろん、各事業者で独自のサービスを提供しており、月額料金の相場は以下の通り。

戸建てタイプ:4,300円~5,100円
共同住宅タイプ:3,300円~4,100円

以上、光インターネット回線の費用目安をご紹介しましたが、以前はフレッツ光一択だったのが、光コラボレーションの登場により選択肢が増えました。

それぞれ独自のサービスを提供しているので、費用はもちろんですが、その他のサービス面にも注目して最適な光回線を選びましょう。

2.ネットワーク構築で必要な「LAN配線工事」の費用目安

まず、LANとは「Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)」、つまり公衆回線網の「インターネット」ということ。
ルーターなどの機器によって区切られ、「同一の敷地またはや建物内等に構築されたネットワーク」になります。

そこで、オフィスなどで行うLAN工事とは、単純に接続される機器(PC・プリンター・通信機器・セキュリティ機器等)をネットワークで接続する工事を指します。

ネットワーク構築で必要な「LAN配線工事」の費用目安

LAN工事は規模にもよりますが、基本的に工事業者に依頼する形になり、当然見積もりを出してもらいます。
その見積もりを依頼する際、以下の要件は把握しておく必要があります。

  1. フロアの大きさ(幅×奥行)
  2. フリーアクセスフロア(二重床)かどうか
  3. パソコンの設置台数
  4. プリンターの台数(LAN接続機器のみ)
  5. 複合機などのネットワーク機器の台数
  6. 部屋の数
  7. グループのエリア数(基幹より敷設する幹線数)
  8. 電源(コンセント)の新規増設数

基本的な見積もり依頼するときに必要な情報なので、事前にチェックしておきましょう。

そこで、実際に工事費として、どれくらいの費用が必要になるのか。その内訳は大きく、

  • 人件費
  • 材料費
  • 作業費

と、大きな括りとしてはこのように分かれており、実際見積もりなどに提示される項目や費用相場は以下の様になります。

項目 費用相場
派遣費/作業員1人 5,000~10,000円
LAN配線費(幹線) 8,000~12,000円
パッチ配線(5m以下) 2,000~4,000円
ルーター設置・設定 10,000円
HUB設置費 3,000~5,000円
PCネットワーク設定 7,000円
合  計 35,000~50,000円

以上が基本費用になり、その他にモールやフラットケーブル等の材料がかかる場合は別途料金が必要に。さらに、機器などの費用は別になります。また、LANケーブルの敷設は、500~600円/1mが目安です。

すべて含めると、LAN工事費の相場は45,000円~70,000円程度になりますが、当然オフィスの規模によって大きく異なるので、まずは見積もりを依頼してしっかりした説明を受けましょう。

3.まとめ

オフィスにおいてネットワーク環境の構築は必須であり、構築していなければ仕事ができないといっても過言ではありません。

ネットワーク構築で絶対に必要なのがインターネット。
そのインターネットを引くための、回線およびLAN配線工事が必要になり、それぞれ費用が発生します。

インターネット回線では今では光回線が当たり前の時代になり、光コラボレーションの登場によって、以前よりも安い料金でインターネットが利用できます。

また、LAN配線工事については、45,000円~70,000円程度が目安ですが、あくまで目安。工事業者に見積もりを依頼して適正な価格なのかチェックして、アフターサービスなど信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

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